今回は、実際に指値注文を使って仮想通貨を買う方法について話していきたいと思います。
取引所は色々とありますが、今回は最も人気度の高い国内取引所の一つ、「コインチェック」取引所で実際に仮想通貨を指値注文で買う方法について解説します。
今回はコインチェックでビットコインを指値注文で買う場合を例にとりますが、他の取引所においても、また他の仮想通貨を指値注文で買う場合のやり方においても基本的に同じです。
では、早速いきましょう。
指値注文を使って仮想通貨を買う方法
1.コインチェックにログイン後、「トレードビュー」をクリックします。
2.次のような画面になりますが、基本的に指値注文を行う上で使うのは①と②で囲っている部分です。
①の部分では、他の人が出しているビットコインの指値注文が並んでいます。
緑の数字で並んでいる方は、「買い」の指値注文が並んでいるので「買い板」、
赤の数字で並んでいる方は、「売り」の指値注文が並んでいるので「売り板」と呼びます。
他の取引所によっては色が違うこともあるので、並んでいる数字が小さい方が「買い板」、数字が大きい方が「売り板」と覚えてもらえれば良いでしょう。
「買い」で指値注文を行う時は、主に「買い板」を見ていきます。
「買い板」では、1ビットコインあたりの価格が高い注文から順に並んでいます。
3.自分が買いたい「価格(1ビットコインあたりの価格)」と「数量」を決めましょう。
- すぐに注文を成立させて買いたい人は、「買い板」に出ている他の指値注文の価格を参考にして、他の人よりも高い価格もしくは同程度の価格(目安としては、上から3~4つ目までの注文と同じ価格)で注文しましょう。価格が高ければ高いほど注文は通りやすいです。
- もっと安い価格で買いたいという人は、希望の価格と数量を指定して注文しておきましょう。1ビットコインあたりの価格が、指定した価格まで下がれば自動的に取り引きは成立します。注文は取引が成立するまでは買い板に残し続けることができ、また、途中でキャンセルすることもできます。
4.実際に注文内容を入力していきます。画面で言うと②の部分になります。
入力する内容は以下の2点です。
- レート
- 注文量
レート・・・1ビットコイン(仮想通貨)あたり、買いたい価格を設定します。(例:408080や390000など)
注文量・・・注文量(買う量)を設定します。(例:10や0.1など)
例えば、1ビットコインあたりの価格を「408080円」で「0.2ビットコイン」買う場合、実際に入力すると以下のようになります。
概要の部分には購入にかかる合計費用が書かれています。
内容を確認し、最後に「買い注文」をクリックすると指値注文完了です。あとは注文が自動的に成立するのを待つだけということになります。
出している指値注文で、取引が成立していないものは「未約定の注文」の部分に表示されます。
やっぱり出している注文をキャンセルしたいと思った場合、取引成立前であればここの部分からキャンセルすることができます。
また、注文が成立した後は「未約定の注文」のリストから外れて、「成立した注文」に表示されます。
【追記】
今回はコインチェックで「トレードビュー」を使って指値注文を行いましたが、コインチェックのトップページでも同様に指値注文を行うことができます。どちらを使っても大丈夫です。
以上が、指値注文で仮想通貨を買う方法になります。