こんにちは、管理人です。


「ビットコインにそろそろデッドクロスが訪れる可能性が高いです」


「ん?デッドクロスってなに?」って人が多いでしょうが、「デッドクロス」というのはテクニカル分析では非常に有名な暴落のサインです。

※テクニカル分析・・・チャートの動きから、今後の相場の流れを分析する投資手法のこと。

移動平均線ってなに?

デッドクロスの前に話しておかないといけないのが、「移動平均線」です。


ネコくんネコくん

移動平均線ってなに?

移動平均線っていうのは、「一定期間における仮想通貨の価格の平均値を結んだ線」のことです。

例えば、5日間ごとの価格の平均値を結んだ線であれば「5日線」、25日間の価格の平均値を結んだ線であれば「25日線」というように呼びます。

5日線のような短期の平均線から100日線のような長期の平均線まであります。

デッドクロス

「デッドクロス(死の交差)」というのは、移動平均線における短期線が長期線を上から下に突き抜ける部分のことを指します。


デッドクロスが現れると、それ以降大きな下落トレンドへと入ってしまう可能性が高く、注意が必要となるサインです。


私の場合、デッドクロスの分析では、短期線は5日線、長期線では25日線を使うことが多く、それらを使って図に表すと以下のようなイメージです。




ポイントデッドクロスは短期線が長期線を上から下へと突き抜ける部分のこと。
絶好の売り場であり、その後大きな下落トレンドに入る可能性が高い

デッドクロスに入りそうな現状

現在(11/3)のBTCチャートは以下のようになっています。





これだけ見るといかにも右肩上がりで、さらにグングン上昇していきそうな雰囲気に見えます。

トレンドラインを引いてみても、しっかり上昇トレンドに乗っています。





ただし、これに移動平均線を短期線(5日線)、長期線(25日線)を乗っけてみると下のようになります。





上図を見ていただくと、ビットコインの価格がもう少し下がれば、赤色の短期線が緑色の長期線を上から下に抜ける、すなわちデッドクロスへと突入することが分かります。

ネコくんネコくん

でもビットコインの価格が上がり続けた場合は、デッドクロスは突入しないよね?

確かにその通りですが、ここでビットコインのボリンジャーバンドを見ると





価格はボリンジャーバンド(±2α)の枠内に約95%の確率で収まります。
図のようにボリバンから大きく突き抜けていることは、相場が過熱し過ぎていることのサインであり、その後反落する可能性が高いことを示唆します。

ボリンジャーバンドについてはこちらを参考に
(参考:仮想通貨で高値掴みしないためにもボリンジャーバンドは知っておいて損はないという話


今は先ほどのボリバンチャートを見て分かるように相場が過熱気味なので、今後調整の下落がくると踏んでいます。

そして、この調整の下落によってそのままデッドクロスへと突入し、BTCの大きな下落が起こると思っています。

過去のデッドクロス

ちなみに今年の4月から現在に至るまで、デッドクロスは2回ほど起こっています。





6月にあったデッドクロスでは、1BTCあたり約30万円から20万円まで、

9月にあったデッドクロスでは、1BTCあたり約50万円から30万円まで、


これら共に30%以上の暴落を引き起こしています。ビットコインが30%以上下落するなんてことはそうそうありませんが、そのどちらもデッドクロス後に起きたことです。


今、BTCの価格がお祭り価格のようになっていますが、チャートを見る限りは、今後1週間程度で暴落が起きてもおかしくない状況なので非常に気をつけたいところです。

これまでのように30%以上の暴落が起きるとしたら、1BTCあたり約55万円付近まで落ちてもおかしくないかなと思います。


ちなみにこれまでの流れであればビットコインが暴落すれば、アルトコインもつられて死亡します。

デッドクロス突入にあたっての戦略として

私は今BTCは持っていませんが、もしBTCを持っている場合はすぐに「売る」という選択を取ります。

その後通常であれば、25~30%近く価格を落としたところでBTCの指値をいくつか分けて指しておきます。


ただ、今回の場合はBTCはSegwit2Xの問題が絡んでいるので、通常とは違って念のためBTCの購入は避けます。


狙うとすれば、ETHやXEM、XRP、、、など時価総額が高い通貨がBTCにつられて大きく下がったところです。こういった時価総額の高く信用ある通貨は、一時的に大きく下がっても分かりやすく反発してくれるので、今回のような場合であれば非常に投資対象として向いています。

おわりに

以上、「チャートを見る限り、もうそろそろビットコインの暴落が起きてもおかしくない」という話でした。


これはあくまで私の分析なので、必ずしも今後その通りになることを保証するものではありません。一つの参考程度に見ていただければと思います。