こんにちは。管理人です。
今、「ADAコイン(エイダコイン)」が、BITTREXに上場したことで非常に注目を集めてますね。
ADAコインは、イーサリアムの資金調達15億の記録を抜いて資金が集まっていたので、今回の上場をきっかけに大儲けした人は多いでしょうね。(焼肉まってます。)
twitterで人気のかなぴっぴさんも、ADAコインをプレセール時に0.2円で購入していたため、今回の上場でかなり儲けられたみたいです。(焼肉まってます。)
1ADA=0.2円
から買ってた(΄◉◞౪◟◉`)
お腹すいた
早よ売りたい— かなぴっぴ (@4_0929) 2017年10月2日
ただ、実際ADAコインはこれまで上場延期が長く続いて、詐欺だのなんだのと長い間ずっと罵られてきましたからね、これまでADAコインを信じてきた人は立派だと思います。いや、ホントに。
長い間罵られ続けてきたADAコインが一時プレセールから50倍の価格を叩き出したシンデレラストーリー。カッコイイね。これぞまさにロックじゃない。
散々に言われようが、上場さえすればこっちのもん。今日は存分に旨い酒を飲んでほしいものです。(寿司まってます。)
とまあ余談はこの辺にして、、、
ADAコインは飛ぶ鳥を落とす勢いですでに時価総額TOP20以内にランクインしており、こうなってくると気になるのが、ADAコインがぶっちゃけこれから伸びるのかどうかということです。
ADAコイン(エイダコイン)って何?
エイダコインってそもそもどういう仮想通貨なの?
エイダコインはひとことで言えば、
CARDANO(カルダノ)と呼ばれるオンラインゲーム(カジノ)プラットフォームで利用できる仮想通貨です。
でもそれならGameCreditsなんかもオンラインゲームで利用できる仮想通貨だよね?
これに対してエイダコインは、CARDANO内で提供されるオンラインゲーム(カジノ)において、エイダコインを使って賭け事(カジノ)を楽しんだり、プレイヤー同士でエイダコインをかけて対戦したりといったように、カジノで言うチップの役割を担います。
なるほどー。ゲームを対象にした仮想通貨だけど、使われ方が全然違うんだね。
また、エイダコインの通貨単位は「ADA」で、総発行枚数は630億ADAになります。
コンセンサスアルゴリズムとして、ビットコインに使われているプルーフオブワークではなく、「ウロボロス」と呼ばれるプルーフオブステークを採用しているのもポイントです。
※コンセンサスアルゴリズム・・・マイニングにおいて有利となる条件のこと。
※プルーフオブステーク・・・「保有量と保有時間」がカギとなるコンセンサスアルゴリズムのこと。
そして何と言ってもイーサリアムとbitsharesを開発したチャールズホスキンソンが、エイダコインの開発を手掛けたということで注目を浴びました。
CARDANO(カルダノ)が提供する価値
先ほどエイダコインは、CARDANO(カルダノ)というゲームプラットフォーム内で提供されるゲーム(カジノ)において利用できると話しました。
この次世代ゲームプラットフォームであるCARDANOが提供する価値として大きく次の3点あります。
②誰でもゲームを提供できる
③個人情報の登録がいらない
①不正なコントロールがされない
カジノやパチンコ・スロットといった賭け事は胴元が勝つように運営されています。
これは、胴元が運営を続けていくためには当然の話です。
現在、世界で4000万人のユーザーがいるといわれるオンラインカジノでも同様に、胴元である運営側が勝つようにプログラムを書き換えて不正(イカサマ)を行うことができます。
当然こういった胴元側の不正(イカサマ)は、利用者にとっては不公平な話ですが、内部でどのようにシステムを書き換えられ、どのように勝敗がコントロールされているか、利用者が知ることは出来ません。
運営している側が「ウチは不正は一切していない」と言えばそれまでで、それ以上のことを追求し、不正が行われたことを証明することはできません。
そういった暗黙にある不公平さを承知した上で、利用者は遊ばなければいけません。
こういったオンラインカジノの現状に対して、CARDANO内では、オラクルやスマートコントラクトといったブロックチェーンにおける技術を利用した公平なゲームが提供されます。
ブロックチェーンは、皆さんご存知のように、ブロックチェーン上に記録される内容を皆で確認できる仕組みであるため、胴元側が不正にプログラムを書き換えることはできません。
CARDANOはオンラインカジノを始めとしたギャンブルにおけるディーラーと参加者間の不公平な現状にメスを入れる、画期的なゲームプラットフォームだと言えます。
簡潔に言えば、オンラインカジノで遊ぶ人にとっては、「どうせ遊ぶなら不公平なオンラインカジノより、公平なオンラインカジノの方がいいよね」という話です。
②誰でもゲームが提供できる
そして、通常オンラインカジノでは、運営側が全てゲームを提供しますが、CARDANOプラットフォームの場合、企業でも個人でも誰でもCARDANO内に自身が開発したゲーム・遊び場を提供することができます。
色んな人・企業が色んなゲームを作ることで、ネット上に大きなカジノタウンができるようなイメージです。
ゲームを提供する側としても、通常GooglePlayやAppStoreなどのプラットフォームには売上の20~30%が取られますからね。CARDANOにて自社のゲームを提供する価値は十分にあります。
色んな企業・個人がゲームを提供すればそれだけゲームの種類も多種多様になり、その分カジノタウンも大きくなり活気づきます。
③個人情報の登録がいらない
加えて小さいことですが、現状オンラインカジノでは利用にあたり銀行口座といった個人情報の登録が必要です。
(換金する場合に銀行口座へと入金するため)
これに対して、CRDANO内でゲームを楽しむ場合は、エイダコインを利用するため、銀行口座などの登録は不要でエイダコインアドレスさえあればOKです。
もちろん、通常のオンラインカジノのように銀行振込手数料などもいりません。
(ちなみに日本からオンラインカジノを利用する場合、換金は国外送金扱いになるため、手数料が非常に高い。また、アメリカでは州をまたぐと振込手数料が一気に高くなったりする。)
こういった手軽さは、利用する側にとってメリットとなります。
ADAコインは詐欺なのか?
ADAコインは詐欺って話を聞くけど。。
これ、詐欺だって言われてたのは主に次の3つのことが大きな原因でしょうね。
②プロモーションが大袈裟だったこと
③上場延期が続いたこと
①プレセール時に設定されていた最低購入額が高かったこと
まず最初に詐欺だと言われたポイントとしては、プレセール時に設定されていた最低購入額が10万円と高かったことが挙げられます。
通常ICOに参加する際、いくらからでも参加できるため、10万円という最低購入額が設定されていたエイダコインは不審がられました。
これはエイダコインに限らず、ノアコインにしろエーセックコインにしろ、怪しいと言われている仮想通貨に共通しているポイントです。
②プロモーションが大袈裟だったこと
また、エイダコインはプロモーションが大袈裟だったことも不審がられた要因でしょう。
というのも、色々と良い噂は聞かない泉忠司氏が広告塔として関わっていることもあり、「絶対に買っておいた方がいい」というようなニュアンスを含む強気のスタンスから、どうしてもその裏にある怪しさを感じ取ってしまう人が多かったと考えられるからです。
③上場延期が続いたこと
そして極めつけは、当初2016年内に公開予定だったものがどんどん延期になってしまったこと。
当初はエイダコインは2016年度12月に公開される予定が、2017年に2月予定へと延期し、さらにそれが6月へと延期し、6月になってもまた延期し、、、といったように延期が繰り返されていました。
詳細な日程については分かっていない等アナウンスされることもあったため、「公開するする詐欺で、結局公開されないんじゃないか」といった声が上がるようになりました。
エイダコインは結局詐欺なの?
「結局エイダコインは詐欺なの?」って話ですが、実際にBITTREXに上場した今、
詐欺では無いんじゃないかなと思ってます。(あくまで私見です)
エイダコインがプレセールを行い、その後公開せずにトンズラしていたら間違いなく詐欺でしょうが、公開された今すでに多くの人が利益を得ていますしね。
「公開すれば詐欺ではなくなるのか!」という意見もあると思います。
もちろんそれは真っ当な意見だと思います。
ただ仮想通貨投資ではそれを言い始めたらもうキリがないと思います。今何千種類とある仮想通貨の中で実用化に至っていないものがほとんどで、将来的にもどうなるか分からないような通貨ばかりです。
仮に今後何年経ってもCARDANOが掲げるプロジェクトが全然思うように進まず、エイダコインの価値がこれからどんどん下落したとしてもそれは結果論です。
株を買ったものの、会社が掲げるプロジェクトが思うように進まず、株価が下落して損するというのはよくある話です。神戸製鋼の話じゃないですが、会社内部の実態は外からはなかなか分かりません。
あとは、他の仮想通貨同様、エイダコインの将来性にかけて買うかどうかだけの話だと思います。
情報を入れた上で詐欺だと思えば買わない、将来性に期待できると思えば買ってもいい、それだけの話だと個人的には考えたりしています。
エイダコインの今後、将来性について
無事BITTREXに上場を果たしたエイダコインですが、今後、将来性を考える上でポイントとなるのは次の3点です。
②カジノを越えたCARDANOのプロジェクト
③取引所の拡大
①世界のカジノ市場規模
まず、世界のカジノ規模ですが全体で約24兆円、オンラインカジノではその内約4兆円ほどの規模を現在誇っています。
ちなみに日本はパチンコだけで約20兆円の市場規模です。
パチンコだけでほぼ世界全体のカジノ市場と同じって、ハッキリ言ってわけのわからない市場規模です。
これに加えて日本ではオンラインゲームも流行っていて、アプリの課金額はブッチギリで世界一という凄さです。
(引用:http://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1070301.html)
エイダコインを積極的に日本でプロモーションしたのは、このギャンブル大国かつオンラインゲーム大国である日本の市場が魅力的だったからでしょうね。
CARDANOのプラットフォームを用いたカジノサービスが発展するにつれて、オンラインカジノ市場だけでなく、世界中のギャンブル市場からお客さんが流入する可能性は十分にあります。
それは先ほど話したように、胴元により勝敗がコントロールされている(可能性のある)不公平なカジノよりも、不正が無いことがシステム的に証明できる公平なカジノを利用する方が利用者にとってはメリットになるからです。
②カジノを越えたCARDANOのプロジェクト
最初に、CARDANOは新しいオンラインゲームプラットフォームと説明しましたが、厳密に言えばちょっと違います。
オンラインゲームプラットフォームは、あくまでGARDANOが提供するブロックチェーンプロジェクトの一つに過ぎず、将来的には以下のような多種多様なプラットフォームを提供する構想があります。
これを見ての正直な感想は、
「え、、手広げすぎじゃない…?笑」
って感じですが、夢はでっかくといったところだと思います。
将来的にはこういった多種多様なサービスを展開することも理論上可能だということを伝えたいんでしょう。
③取引所の拡大
これはおまけみたいな話になるんですが、エイダコインって今仮想通貨時価総額ランキング15位辺りです。
ただ、扱っている取引所はBITTREXオンリーです。
「これ何気に結構すごくない?笑」
と個人的に思ってしまいます。
一応確認として時価総額TOP20位以内の仮想通貨をザーッと見てみました。
当たり前なんですが、TOP20位以内に入っている仮想通貨で上場している取引所が1つだけっていうのは、エイダコイン以外にはありません。
今後、色んな取引所に上場されればそれだけ流動性が上がり、さらなる資金流入も見込めます。
おわりに
以上、エイダコインについて話してきました。
最初は詐欺だと言われてたものの、実際に上場してCARDANOとエイダコインが始動した今、改めて考えてみると、コンセプト自体はすごく面白いと思います。
胴元が勝つようにコントロールされるのがギャンブルの当たり前であったのが、CARDANOの台頭によって一気にひっくり返されるわけですからね。
カジノの他にもプロジェクトがあるようですが、正直あっちの方はあんまり期待してません。(笑)
カジノだけでも上手くいけば十分な市場規模ですからね!
ADAが買える取引所
以上長くなりましたが、ADAは現在、国内の取引所では購入できません。
ADAが気になった方は人気の海外取引所「Binance」で購入できます。
日本語対応で取引手数料も非常に安いので私自身も一番利用している取引所になります。
<記事を書くにあたり参考にさせていただいたサイト>
https://www.cardanohub.org/ja/home-2/
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