どーも、管理人です。

ビットコイン決済ができるお店がどんどんと増えてきていますが、特に今年に入ってからその流れが顕著になってきていると感じます。

今まで日本でビットコイン決済ができるお店の中では、「ビックカメラ」が一番有名だったんですが、残念ながらビットコイン決済に対応しているビックカメラの店舗がとても少なかったんですよね。
ビットコイン決済対応の店舗は、ビックカメラ有楽町店、ビックロ、ビックカメラ新宿東口店の3店舗だけでした。

それが、今回とうとう「ビックカメラ全店舗がビットコイン決済に対応する」とのニュースが。
(参考:ビックカメラ、全店でビットコイン決済に対応

これは仮想通貨をやっている身としては嬉しいニュースですね。

ビックカメラは最初の3店舗でビットコイン決済が上手くいったとの推測

ビックカメラ有楽町店、ビックロ、新宿東口店の3店はあくまで、実験的にビットコイン決済を行っていたのでしょう。
まだまだビットコインを保有している人は少なく、都会の大きな店舗でないとこういうデータは取れないですからね。
ただ、ビットコインを始め仮想通貨は価格の変動があるので、いくらクレジットカード決済に比べて手数料が安いとはいえ、この3か月でビットコイン決済があまり良いものではないとビックカメラ側に判断されていれば、今回の全店導入には至らない可能性もあったと思います。

そして、この3か月の実験を通して、ビットコイン決済自体がうまく機能したのと他に、>ビットコイン決済はお店側としても良い決済手段だと判断されたため、今回の全店舗導入に踏み切ったと思われます。

ビックカメラ側の狙い

①手数料を抑える

まず間違いなく狙いの一つであろうビットコイン決済による「手数料を抑える」という話ですね。

ご存知の方も多いと思いますが、お店側がビットコインを始め、仮想通貨決済を導入するメリットは
クレジットカード決済に比べて手数料が抑えられることです。

クレジットカード決済の場合、お店側はクレジットカード決済による売上の3~4%程をクレジットカード会社に支払わなければいけません。

これがビットコイン決済の場合、お店側が支払う決済手数料を1%未満に抑えることができます。
お店側としてはクレジットカード決済よりもビットコイン決済をしてもらうメリットが非常に高いです。

②ビットコイン取引が盛んな中国人への対応

一時期、中国人が日本に来て、大量の商品を購入していく「爆買い」という言葉が話題になりました。

最近では円安・元高が以前に比べて収まり、また、爆買い規制のために中国政府が関税を上げるなどの規制を行ったため、前に比べると爆買い現象はかなり収まりました。

これにより、転売層はかなり減ってしまったものの、日本の化粧品・家電・カメラなどの質の高さは依然として評価されており、観光がてらに日本で購入していく中国人観光客はまだまだ多いようです。
ビックカメラでは、そういった高価な家電等を購入していく中国人観光客は大きな収入源の一つです。

そして、現在世界的にビットコインの認知度、取引量、価格がどんどん上がっていっていますが、その中でも特に、中国においてはビットコインの取引量は群を抜いています。
また、ビットコインの大規模なマイニングが、中国では盛んに行われています。

このように中国でのビットコインの取引量が世界でも類を見ないほど多いのは、ズバリ「人民元への不信感」、言い換えると「政府への不信感」が大きいからです。
GDP成長率は年々下がり、貿易も不信状態、作りすぎた工場により倒産する会社の増加、今の経済政策のままでは中国は崩壊してしまうのではないかという不安から、現在将来的に危ないと思われる「人民元」を持っておくよりも、「ドル」などの他の通貨で持っておいた方が自分の資産を守ることができる、そう考える人たちがどんどん増加しています。

中国では中央銀行が為替に介入できるため、為替操作を行うことができるんですが、それでも現在、そういった人民元の流出による「人民元安」が止められない状況です。

そしてこの人民元という通貨からの避難先として目をつけられているのが「ビットコイン」です。

現在中国では、多くの人が元安が止まらない危なっかしい人民元よりも、ビットコインで持っておいた方が将来的に資産を守ることができると考ており、また、ビットコインはインターネットさえつなげられる環境があれば、誰でも簡単に取引所を通して購入することができるため、かなりの人民元がビットコインへと変えられている現状です。

中国はこのように世界でも屈指のビットコイン大国です。

ビックカメラ側としては、ただでさえ中国人観光客は貴重な収入源であり、まして今では世界屈指のビットコイン大国であるため、ビットコイン決済を導入することでこういった中国人観光客に対してより商品を購入しやすい環境を作っているということが伺えます。

ビックカメラがビットコイン決済を取り入れたことで今後期待できること

ビックカメラ全店でビットコイン決済を取り入れたというのは、他のどんな飲食店なんかが取り入れるよりも、ビットコインにとっては良いニュースです。

なぜならクレジットカード決済を利用するお客さんがもともと飲食店に比べると多いと推測できるためです。

現在、飲食店では、全体の売上のうちたったの20%程度しかクレジットカードでの支払が行われておらず、残りの約80%が現金で支払いをしています。
これは飲食店のようなお店では、基本的に少額の支払いであり、少額の支払いには多くの場合、現金で支払われるからです。

例えば、600円のラーメンを食べてクレジットカードで支払うなんて人は少ないですよね。

反対に比較的高額なモノの購入になれば、クレジットカード支払を利用する人は増えます。多額の現金を持ち歩く人は少ないので。
身近なモノといえば「家電」ですよね。
ラーメン1杯600円はクレジット払いをせずとも、10万のパソコンを購入するときにクレジットカード払いをするなんて人は多いです。

現金払いが多いお店でビットコイン決済が導入されようとも、多くの人はビットコイン払いなんてやらないでしょう。
しかし、家電量販店など、比較的高額の買い物をする場所でビットコイン決済を導入することは、クレジットカード支払をやっていた層を取り込めることが期待できます。

これからビットコイン決済がもっと当たり前に使われるようになるために企業がやるべきこと(企業に期待すること)

今回、ビックカメラ全店でビットコイン決済が導入されることになり、ビットコインにとってはとても良いニュースになりました。

しかし、正直これだけではまだまだ弱いと感じます。
ビットコインが多くの人に保有され、実際にビットコイン決済をする人を増やすためには、ビットコインによる決済がメリットのあるものだと感させることが不可欠です。

例えばこれまで、ビットコインの価格が上がってきたのは、「ビットコインを持っていればその価値が上がる」というメリットが期待できたからです。
人はメリットが無いと動きません。

クレジットカードの場合、現金を持たない便利さと、購入した額に応じてポイントが付与される、という大きく2つのメリットがあります。

ビットコイン決済をすることで、これに勝るメリットがない限りは、多くの人はわざわざビットコインを買ってまでビットコイン決済をやろうとは普通思わないでしょう。クレジットカードで十分ですからね。


そのためビットコイン決済がもっと当たり前に使われるためには、ビットコイン払いを行ってくれた人には「特別ポイントを付与」だとか「特別割引価格で提供」なんてエサを撒くことが大事です。

こういったビットコイン払いに「分かりやすいメリットを感じさせる(分かりやすい価値を与える)」ことが不可欠ですし、導入するお店としてはそれを行うべきだと思っています。

もともとクレジットカード支払いに比べ、ビットコイン支払いをしてくれることで、お店側は3~4%のムダな手数料が抑えられるわけですからね。
その浮いた分の一部をお客さんに還元することで、win-winの関係が築けますからね。

お店側はクレジットカード手数料が抑えられる、お客さんはビットコイン決済で特別優遇が受けられる、ビットコイン決済が広まればビットコイン保有者が増えビットコイン価格が上昇し僕が喜ぶ

win-winですね。

ビットコイン決済導入店が増えてきたら今度はそういった部分にも目を向けておくことで、ビットコインが盛り上がりそうかどうか一つの指標として役に立つんじゃないかなと思います。


【追記】
まだ仮想通貨をやっていない、これから始める予定だという人は、コインチェックで始めておけば間違いはないです。
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