今回は、国内仮想通貨取引所の一つ、BtcBoxについての話になります。
BtcBoxかあ、国内取引所の中ではどちらかと言えばマイナーな部類に入る取引所だよね。
今回はそんなBtcBoxの特徴について、良い点と悪い点に分けながら話していきたいと思います。
では、早速ですがいきましょう。
BtcBoxの良い点
①ログイン時、出金時共に二段階認証が設定できる
BtcBoxの評価できる点として、
「ログイン時、出金時共に二段階認証が設定できること」
が挙げられます。
二段階認証は取引所の利用において不正ログインに対するセキュリティを高めるために必須と言っていいモノです。
取引所によっては、ログイン時のみ二段階認証が設定できる取引所、ログイン時送金時共に二段階認証が設定できる取引所がありますが、両者を比べた場合、もちろん後者の方がセキュリティを高めることができます。
BtcBoxはログイン時送金時共に二段階認証が設定できるため、不正ログインに対するセキュリティはしっかりしていると言っていいでしょう。
BtcBoxの悪い点
①取扱い仮想通貨の種類が少ない
まず一つ目の悪い点として
「取り扱っている仮想通貨の種類が少ないこと」
が挙げられます。
BtcBoxで取り扱っている仮想通貨は、ビットコインとビットコインキャッシュの2種類のみです。
取扱い仮想通貨の種類が多いほど色んな仮想通貨へ投資できるため、投資の幅が広がりますが、反対に取扱い仮想通貨が少なければ、仮想通貨投資は制限されてしまいます。
取扱い仮想通貨がビットコインとビットコインキャッシュの2種類のみというのは全取引所の中で最も少ないレベルであり、これは取引所としてはマイナス点だと言えます。
②取引手数料が高い
また、2つ目のマイナス点として
「取引手数料が高いこと」
が挙げられます。
具体的にはビットコインの売買ごとに取引手数料が「0.2%」かかります。
取引手数料が0.2%というのは、国内でもトップクラスに手数料が高いです。
100万円分ビットコイン取引を行った場合、
100万円×0.2%=2000円
となり、コインチェックのように取引手数料が無料の取引所と比べると2000円も無駄に手数料を支払うことになります。
こういった手数料の高さは取引所を利用する上で大きなマイナス点になります。
③管理がずさんな印象
これはBtcBoxのトップページです。
この記事を書いている現在、BtcBoxのトップページでは「8月1日の東京時間22時にビットコインキャッシュ(BCC)がBtcBoxに上場するから期待しててね!」という内容の宣伝がなされています。
これだけ見ると特に気になるところは無いように思えますが、この記事を書いている今日の日付が8月23日なのですでに8月1日にBCCが上場してから20日以上も経過しています。それなのに「8月1日を期待して待て!」という内容のままです。
取引所の顔ともなるトップページが、イベント日が終わっても変えられていないというのは、どうしても運営がずさんに行われているような印象を受けてしまいます。
こういったトップページにすらに気を配れていない取引所は、さすがに利用する気になれませんし、ましてや自分の大切な資産を預ける気にはなれないです。
まとめ オススメ度★☆☆☆☆
以上、BtcBoxについて話してきましたが、BtcBoxは良い点が少なく悪い点が非常に目立つ取引所だと感じました。
厳しめに言いますが、二段階認証がログイン時、送金時共に設定できることは、最近の取引所では当たり前になってきており、大きなポイントにはなり得ません。
それでいて、仮想通貨の種類は全取引所中最少、取引手数料は国内トップレベルに高く、管理もずさんな印象といった様子で、ハッキリ言ってイイところが無く、わざわざ他の取引所を差し置いて利用する価値は無いといったところです。
BtcBoxの利用を検討していた方はそういったことも踏まえて改めて検討してみると良いと思います。
参考:【BtcBox公式ホームページ】